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西長住・堤・堤丘に、1回300円の乗り合い交通。10月1日から病院や市民センターへ

西長住・堤・堤丘の3校区で、2026年10月1日から「チョイソコふくおか」の運行が始まる予定です。
予約に応じてタクシー車両に乗り合い、住宅地の停留所から病院や公共施設へ移動する仕組みです。
通常運賃は1人1乗車300円。
家族が車を使っている日にも、近くの停留所から外出する選択肢が増えます。
ただし、走るのは平日で、希望する時刻に必ず乗れるわけではありません。

西長住公民館から長尾病院へ。どちらも同じ運行エリアです

たとえば、西長住公民館の近くに住んでいて、長尾病院へ通う日。
チョイソコの停留所マップには、1番「西長住公民館」と101番「長尾病院」が、同じエリアの乗降場所として載っています。

行きと帰りの予約がそれぞれ取れれば、通常運賃の大人1人で300円ずつ、往復600円です。
付き添いの家族が車を出せる日だけでなく、自分で出かける予定も考えやすくなります。

チョイソコは、決まった路線や時刻表で走るバスとは仕組みが違います。
利用する人の予約に合わせて、乗り合わせ方や走る経路を組みます。
乗る場所も降りる場所も、指定された停留所です。

自宅から停留所までの道のりは、自分で、または同行する人の補助で移動する必要があります。
「家の前まで迎えに来てもらう」と考えるより、まず自宅の近くにある停留所を一つ見つけると、使い方が具体的になります。

福岡市城南区にある長尾病院の外観
停留所マップに掲載されている長尾病院の外観(2019年9月15日撮影/STA3816CC BY-SA 4.0

8月版の地図には57停留所。病院や市民センターも載っています

今回始まるのは、南区・城南区にまたがる「エリア⑦」です。
対象は西長住・堤・堤丘校区。
9月1日には堤公民館で車両のお披露目・試走式も行われました。

2026年8月版の公式地図にある一覧を数えると、住宅地・公共施設が47か所、病院が7か所、介護施設が3か所。
合わせて57停留所が載っています。

エリア⑦の主な停留所。2026年8月版の公式地図から抜粋。数字は停留所番号
用事・場所 掲載されている停留所
公民館 1 西長住公民館、2 堤公民館、3 堤丘公民館
病院 76 佐田整形外科病院、101 長尾病院、105 高宮外科内科医院、187 さくら病院など
公共施設 135 城南市民センター、183 城南市民プール(駐車場入り口)、302 福岡100プラザ城南
住宅地 14 西長住1丁目3番、32 宝台団地北東、41 堤2丁目6番、51 東油山4丁目10番など

この57か所は、8月版に掲載された数です。
運行開始までに停留所が追加・変更される可能性があると案内されています。
使う前には、公式サイトや公民館に置かれた最新の地図で、番号と場所を確認してください。

たとえば市民プールは、「駐車場入り口」という停留所名です。
施設の名前だけでなく、どこで乗り降りするかまで見ておくと、当日迷いにくくなります。
施設の開館日や利用条件も、移動の予定と合わせて確認しておきたいところです。

1乗車300円。小学生は150円、未就学児は無料です

運賃は車1台分ではなく、乗る人ごとにかかります。
今回のエリア⑦では、次の料金が案内されています。

エリア⑦の会員利用時の運賃。1人・1乗車あたり、税込
利用する人 運賃
通常運賃 300円
小学生 150円
障がい者・その介護者1名 それぞれ150円
未就学児 無料

障がい者割引の対象は、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を持つ人です。
ネットで登録する場合も手帳のコピーを郵送する手続きがあり、減免はコピーの郵送後からと案内されています。
登録画面でチェックを入れるだけで、すぐ割引になるわけではありません。

支払いは現金のほか、交通系ICカード、クレジットカード、二次元コード決済に対応します。
福岡市の高齢者乗車券・福祉乗車券は紙券を使えますが、福祉ICカードは使えません。
市の乗車券を利用するには、市への申請が必要です。
現金の場合は、お釣りのないように用意してください。

スマホがなくても、郵送登録と電話予約で使えます

利用する前に、無料の会員登録をします。
インターネットで申し込む方法と、申込書を郵送する方法があります。
申込書は、取り組んでいる校区の公民館にも置かれています。

郵送の場合は、申込みから会員証が届くまで、おおむね2週間が目安です。
ネットでは、登録後に会員番号が記載されたメールが届きます。
ただし、この地域の運行開始は10月1日の予定です。
登録が済んだから、9月中に乗れるという意味ではありません。

すでに別のエリアでチョイソコふくおかの会員になっている人は、登録し直す必要はありません。
一度の会員登録で、エリア①〜⑦を利用する仕組みです。

登録に年齢制限はありませんが、小中学生の登録には保護者の同意が必要です。
小学生だけで乗る場合は、保護者が予約の連絡をします。
会員と同じ場所・時間で乗り降りするなら、会員になっていない家族なども同乗できます。
予約時に人数と名前を伝えてください。

利用には、自分で、または保護者・介助者の補助で、受付センターへ連絡し、停留所まで移動して乗り降りできることが条件です。

行きと帰りは、一緒に予約できます

予約は、利用希望日の1週間前から、希望日時の20分前まで。
電話でもネットでも申し込めます。
新エリアの最初の乗車受付は、運行開始の1週間前からと案内されています。
受付開始のお知らせは、公式サイトで確認してください。

電話はチョイソコセンターの050-2018-7015です。
今回のエリア⑦の電話受付は、平日8時〜17時30分。
ネットは、システムのメンテナンス時を除き24時間受け付けます。

電話では、会員番号、希望する日時、乗る停留所と降りる停留所を伝えます。
行きの申込みと同時に、帰りも予約できます。携帯電話を持たずに出かける人にも、公式の案内で紹介されている方法です。

病院へ行く日には、診察後に何時ごろ帰るかも予定に入れます。
予約を変えたり取り消したりするときは、センターへ電話するか、ネットで手続きします。
取消料はかかりません。
運転手に口頭で、新しい予約や変更を頼む方法は受け付けていません。

運行は18時まで。
電話受付は17時30分までです

エリア⑦が走るのは月〜金の8時〜18時。
土日祝と年末年始の12月29日〜1月3日は運休です。
運転手の休憩時間もあります。
電話の受付終了は、運行終了より30分早いので、帰りの申込みや変更はその違いも考えておきましょう。

車両は1台。時間に余裕のある外出の予定に組み込みます

エリア⑦で使う車両は1台で、乗客定員は4人です。
ほかの人の予約や道路の状況によっては、希望に沿えないことがあります。
出発・到着時刻も目安で、確約されるものではありません。

「20分前まで予約できる」は、「20分以内に必ず迎えに来る」という約束ではないのですね。
受診など時刻の決まった用事には余裕を持たせ、希望に合う予約が取れない場合の移動方法も考えておきたいところです。

予約が取れたら、乗車希望時刻の5分前には停留所へ。
乗る人がその場にいないと、車は次の人を迎えに出発します。

まずは、家の近くと行き先の停留所を一つずつ

  • 自宅から移動できる停留所の番号と、乗り降りする場所。
  • 行きたい病院や公共施設の停留所と、施設の開いている日。
  • 行きと帰りの希望時刻、予約・変更に使う電話やネット。

西長住・堤・堤丘では、住宅地の中と、身近な病院・公共施設をつなぐ移動手段が加わる予定です。
家族が車を使う日の予定を考えるときに、家の近くの停留所を一つ、暮らしの選択肢に入れてみてください。

気になったら、私たちに聞いてください。

出典