今宿や周船寺で新築の一戸建てを探していると、「道路が整備されるなら、これから暮らしやすくなるのかな」と気になる方もいると思います。
この周辺では、駅前の歩道を広げる計画や、新しい道路をつくる事業が進んでいます。
ただし、場所によって進み具合は違います。
「計画に載っている」だけで、入居する頃には使えると思ってしまわないことが、家を選ぶときの大切なポイントです。
今回は、今宿・周船寺の道路と歩道について、変わる場所と時期を整理します。
難しい計画の名前よりも、「家から駅まで歩く道」「車で通勤する道」にどう関係するかを見ていきましょう。
新築の家と一緒に、駅までの道も見ておきたい
今宿では今宿東や今宿青木に戸建ての分譲実績があり、周船寺周辺でも住宅用地の分譲や、泉での新築戸建ての販売があります。
新築の家や、家を建てる土地を探す方にとって、道路の変化を暮らしと結びつけて考えたい地域です。
ただし、同じ今宿・周船寺周辺でも、家の場所によって使う駅や道路は変わります。
気になる家が見つかったら、家から駅や園へ向かう道に、どんな変化があるのかも見ておきましょう。
歩道や道路は、場所ごとに少しずつ変わります
今宿駅前では歩道を広げる計画、周船寺駅の南側では新しい道路をつくる計画があります。
周船寺の国道202号でも、歩く人や自転車が通る場所を整える準備が進んでいます。
ただし、この3つは別々の事業です。
使えるようになる時期も同じではありません。それぞれの場所を順番に見ていきましょう。
市の「道路整備アクションプラン2028」は、2025〜2028年度に道路整備をどう進めるかをまとめたものです。
名前に「2028」とあっても、載っている道路がすべて2028年度までに完成するわけではありません。事業の進み具合や予算などによって、予定が変わることもあります。
今宿駅前は、歩道を広げる計画があります
今宿駅前では、市道「千代今宿線」の対象区間で、歩道を広げる計画があります。
駅まで歩く方や、子どもと一緒に駅へ向かう方に関係する話です。
ここで市が示しているのは「着手」という段階です。
日常の言葉にすると、2028年度までに事業に取り掛かる計画。
その年までに広い歩道を歩ける、という意味ではありません。
今宿駅を使う予定なら、候補の家から駅まで実際に歩いてみてください。
駅前の対象区間だけでなく、そこへ行くまでの道も毎日使います。
ベビーカーで通りやすいか、車とすれ違う場所はどこか、横断する交差点はあるか。
その道を今の状態で使いやすいと思えるかが、入居後の暮らしにつながります。
千代今宿通りの街並み。写真は西区生の松原の区間(2022年11月撮影/Hirho・CC BY-SA 4.0)。
周船寺は、「駅の南側」と「国道の歩道」を分けて考えます
駅の南側には、新しい道路と歩道の計画
「周船寺駅南線」は、その名前のとおり、周船寺駅の南側の道路計画です。
市の計画では、2車線の道路と歩道を新しくつくる事業になっています。
区分は「継続」です。
すでに事業に取り掛かっていて、今後も続けるという意味で、計画上は2028年度以降に完成するものに分類されています。
「2028年に必ず開通する」と受け取らないようにしましょう。
駅の南側で家を探すなら、新しい道の予定位置と、候補の家の位置を一緒に見ると分かりやすくなります。
駅へ向かう途中で使う道になるのか、普段の行き先とは離れているのかで、自分の暮らしとの関係が変わるためです。
国道202号では、歩く人や自転車のための整備
これとは別に、国が進める「周船寺地区歩道整備」があります。
国道202号の対象区間で、歩行者や自転車が通る場所を整える事業です。
国の説明資料では、学校や駅が周辺にある一方、歩道が狭いことなどが課題として挙げられています。
2026年度の事業計画に書かれている内容は「調査設計」です。
つまり、どのように整備するかを調べ、設計するための計画で、すでに新しい歩道が使えるという意味ではありません。
小さなお子さんがいるご家庭なら、広い歩道ができることは気になる材料です。
ただ、家から園や学校までの道が、すべて整備されるとは限りません。
入居する時点の道を歩き、歩道の途切れる場所や、国道を渡る場所まで見ておきたいところです。
今宿大塚交差点は、改良後も渋滞が残っています
歩道の計画とあわせて、車で通勤する方に知っておいてほしいのが、今宿大塚交差点です。
ここでは、右折や左折、直進の車線を増やすなどの改良が段階的に行われてきました。
ただし、国が2025年6月17日に行った調査では、改良後も一部の方向で渋滞が残りました。
同年8月の会議資料でも、引き続き状況を見ていく交差点とされています。
「道路を改良した」と「自分が通る時間に混まない」は、同じではありません。今宿大塚交差点を通勤や送迎で通る予定なら、平日の朝や夕方に、実際に使う方向で確かめることをおすすめします。
休日の昼間だけ通った印象では、毎朝の所要時間を判断しにくいためです。
家を見に行く日は、家から先の道も確認しましょう
今回の道路計画を家探しに役立てるなら、次のように、ご家庭の移動に当てはめると分かりやすくなります。
- 今宿駅まで歩く方:家から駅まで歩き、歩道の狭い場所や、道路を渡る場所を見ておきましょう。
- 周船寺駅を使う方:家が駅の北側か南側かを確かめ、今ある道で駅まで行ってみましょう。
- 子どもと国道202号沿いを歩く方:ベビーカーで通りやすいか、どの横断歩道を使うかを確かめましょう。
- 今宿大塚交差点を車で通る方:平日の出勤・帰宅する時間に、いつも使う予定の方向で通ってみましょう。
たとえば「子どもを園へ送ってから駅に向かう」ご家庭なら、家と駅の間だけでなく、園を経由する道まで見ておくと、朝の動きを想像しやすくなります。
今宿・周船寺には、道路や歩道を改善する具体的な計画があります。
その変化を楽しみにしながらも、まずは今ある道で、ご家族が無理なく暮らせる家かどうかを確かめてみてください。
将来の整備は、そのうえで加える判断材料になります。
気になったら、私たちに聞いてください。
出典